AIナイトラボ第5回 神戸開催レポート|セミナーテーマは、AI時代に、AIを使ってどう集客するか
2026年7月16日、神戸・三ノ宮の中華会館で「AIナイトラボ」の第5回を開催しました。今回は定員12名に対してお申し込みが定員を超え、一部の方には残念ながらお断りをお伝えせざるを得ませんでした。ご参加いただいた皆様、また今回は参加が叶わなかった皆様にも、この場を借りて御礼を申し上げます。

セミナーパート|AI時代に、AIを使ってどう集客するか
第5回のセミナーテーマは「AI時代の集客」。ChatGPTやGeminiが日常的に使われるようになった今、自社をどう見つけてもらい、どう選んでもらうか。中小企業の現場で本当に効くやり方は何か、というテーマです。
柱にしたのはSEO、MEO、そして最近よく聞くようになったAEOの3つです。SEOはGoogle検索での上位表示、MEOはGoogleマップやローカル検索での露出、AEOはChatGPTやGeminiといった生成AIに自社の情報を引用してもらうための工夫を指します。AIOやGEOと呼ばれることもありますが、指しているものはほぼ同じです。
今回特にお伝えしたかったのは、ゼロクリック検索という潮流でした。検索結果の画面やAIの回答の中で用件が済んでしまい、ユーザーが自社サイトまで来てくれない状態のことです。Googleの検索結果に生成AIの要約が表示されるようになり、そもそも検索を使わずChatGPTに直接聞く人も増えました。従来のように「まず自社サイトに来てもらう」ことを前提にした集客だけでは、じわじわと機会を取りこぼす時代に入っています。
限られた時間で全てをお伝えするのは難しく、当日は「クリックされなくてもAIに引用されるための情報発信のコツ」や、「地図検索とAIの両方に効くGoogleビジネスプロフィールの整え方」など、明日から手を動かせる範囲に絞ってご紹介しました。皆さんメモを取りながら、途中で「うちの業界ならこう使えるかも」という自分の言葉に置き換えて聞いてくださっているのが印象的でした。
交流会|経営者の本音の相談で、時間が足りなくなった夜
ナイトラボは、セミナーと交流会の2部構成です。後半は軽食とドリンクを囲みながら、参加者同士でざっくばらんに話し、当社のスタッフにも気軽に相談していただく時間になります。実はこの後半こそが、ナイトラボの本番だと思っています。
1年前の交流会は「AIって、そもそもどうやって触ればいいの」というところから始まる質問が多かったのですが、今回はまったく違う空気でした。皆さんすでにAIを日常的に使っておられる。ChatGPTを開くのは当たり前、その上で「では、自社のビジネスにどう組み込めばいいのか」という一段踏み込んだ話が中心になっていました。
相談が集まったテーマは、大きく3つに分かれました。ひとつは、日々発生している定型作業をAIに任せられないかという自動化の相談。もうひとつは、社内にあるマニュアルや過去の資料をAIで検索したり社員間で共有したりできないかという、社内情報活用の相談。そしてもうひとつが、問い合わせ対応やFAQなど、お客様との接点にAIを組み込めないかという顧客対応の相談です。業種は違っても、皆さんが同じような壁にぶつかっているのが面白いところでした。
気がつけば予定の20:30を大きくオーバーし、話が途切れる気配がありません。結局30分ほど延長し、それでも足りず、有志で場所を移して3次会へ。終電の時間まで、AIの話とビジネスの話が入り混じった濃い夜になりました。こういう時間こそが、ナイトラボを続けてよかったと思える瞬間です。

第5回を終えて
第5回を終えて改めて感じたのは、経営者のAIとの向き合い方がこの1年で明確に変わったということです。「試してみる」段階はもう過去のもので、今は「事業に組み込む」段階に入ってきています。何を任せ、何を人が担うのか。その線引きを、自社の言葉で考えられる経営者が確実に増えてきました。
ナイトラボは、そういうリアルな悩みを持ち寄って、他業種の経営者や、AIの専門家と気軽に話せる場として、これからも月1回のペースで続けていきます。次回・第6回もお申し込みを受付中です。今回のように定員を超える回が続いていますので、ご興味のある方はお早めにどうぞ。
AIナイトラボについて
AIナイトラボは、神戸・三ノ宮の中華会館で毎月1回開催している、中小企業経営者・ビジネスパーソン向けの少人数制AIサロンです。前半のセミナーで最新のAIトピックスを扱い、後半は軽食とドリンクを囲みながら、参加者同士の交流とAIの専門家への相談ができる2部構成です。詳細とお申し込みは、常設のサービスページからご覧いただけます。
